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送電塔のミメイ
28/July/2008
作者
里見 しば さま
HP
ジャンル
冷たい夏の物語。分岐なしサウンドノベル
必要ソフト
特になし(だと思いますw)
ダウンロードサイト
download
ベクターさまより
送電塔のミメイ
ストーリー
キャラクター
演出
システム
文章
中毒性
合計
5 / 5
5 / 5
5 / 5
4 / 5
5 / 5
5 / 5
29 / 30
総合
ある一つの送電塔のある島での物語り
そこにはコゴリ鬼という人の念からうまれる化け物がいる
鬼を退治するために、娘は島を訪れる
未来を見る異才を連れて
初めて最後まで読んだサウンドノベルです
基本戦う系があるのが好きなので、なんとなく絵が気に入ったので読んでみた作品です
読み始めて、どんどん物語りに吸い込まれていき、その日の夜には読み終わってました
とても、いい作品です。読み易く、しかし、考えさせられます。
また、ミメイや夜刀など個性的な登場人物が数多く、
また生きているような表情の変化が完成度の高さを物語ります。
本当にオススメなので一度読んでみてください^^
ストーリー
廃墟離島と呼ばれる小さな島での物語り
テーマは
いつか訪れる別れ そして 忘れられゆくもの
とても考えさせられるテーマで、またとても身近なテーマです
ストーリーはとても完成度が高く、シリアスなテーマですが、見事に読み易く、親しみ易くまとめられてます
後半からの島の鬼のなぞが解けはじめるあたりから、更に引き込まれ、飲み込まれます
物語は先を見る事の出来るミメイが島にはびこるコゴリ鬼を退治するために島を訪れ
そこで、夜刀という鬼と出会い、物語は始まってゆきます。
島で暮らす日々の中、島の人々とミメイの生活を通して、コゴリ鬼のなぞに触れてゆきます
どこか切なく、どこか悲しく、どこか懐かしい そんな物語
読み終わったとき、喪失感ともし自分にそのような力があったならと考えさせられる作品です
最後に、いつ読んでもすごくおもしろいんですが、できれば夏に読んでください^^
赤い傘
ミメイと夜刀
キャラクター
一番すきなのはやっぱミメイです(笑)
なんかこのボーっと(失礼)な感じと夜刀との掛け合いが楽しくて仕方がない
読んでて、笑うというか「微笑む」って表現が正しいと思う登場人物達です
終始小ばかにされ続けるミメイにはホント笑えます(笑)
とゆうか、夜刀は誰にでもそんな態度ですね(?)
いやもしかしたら好きな子をいじめてしまうやつでは???(笑)
他の登場人物も島って感じでほのぼのというか、すごくマッチしてます
責められるミメイ(笑)
廃墟離島の人々
演出
今回は前作とは違い戦闘シーンも多く、文章と絵に動きをもたす演出が増えています♪
主人公たちの姿勢や、表情、思考を上手く演出できています^^
また、通常の会話でも多くの表情があり活き活きとした様は読んでいて飽きませんでした
BGMも必見で作品にとてもマッチしており、哀愁漂うこのBGMで思い出し泣きしそうです
挿絵も多く、最後にはED用の曲もあり、また感動してしまいます(涙)
戦うミメイ
挿絵
システム
んーサウンドノベルでシステムのことを評価するのは少し難しいんですけどw
評価させてもらうと(読み物でシステムっているかな?w^^;)
僕はとても、この作品が好きになったので何度か読み直したんですけど
その際に各章ごとに飛べるシステムがあればよかったかなと思いました
本だとそれができるんで、何となくやってみたいなと^^
あと文章を隠すことも出来て、表情をじっくり見たいときなどに使用できます^^
設定メニュー
文章を隠す
文章
とても、読みやすく、また雰囲気を引き立てる素晴らしい文章です。
登場人物が和風で、その人たちが話す言葉も和風になっておりとてもマッチしています♪
時折難しいとゆうか、わからない漢字があったりして(笑)辞書で調べたりしてました
でも、このような言葉があるから絵も素敵ですが、言葉からも雰囲気が伝わります^^
でも、疑問が...こうゆう言葉って何処で知るんだろう?ホント博識ですよね^^
とても丁寧で綺麗で雰囲気のある文章でした
雰囲気のある言葉1
雰囲気のある言葉2
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