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SPY(スパイ)
29/August/2008

作者
コウ さま
HP
コウ・ファクトリー
ジャンル
国を救えスパイ(潜入)RPG
必要ソフト
RPGツクール2000ランタイム
ダウンロードサイト
download ベクターさま より


SPY(スパイ)

ストーリー
キャラクター
演出
システム
設定面演出
中毒性

合計
   5 /  5
   5 /  5
   5 /  5
   5 /  5
   5 /  5
   5 /  5

  30 / 30



総合

異色の諜報ゲーム!

ジラルダン国の諜報員シオン・クラートが敵国ヴァンデッタ国に潜入し
母国ジラルダンに侵攻の意思があるかを諜報活動をするのが目的となる作品

とても、完成度が高くまた様々な、要素があり本当に『すごい!』と思わされる作品です♪

特に諜報活動もですが、新聞記者としての記事を書くというのが斬新でとても楽しめました!
あと戦闘もとても動きが綺麗で、これまた『すごい!』と思わされました

スパイとしての緊張感、使命感、またその国々の人々の使命感なども感じられる映画のようなゲームです♪
是非一度プレイしてみてください♪

ストーリー

戦争をしていて、その戦争に参戦し、敵を殲滅していくようなものとは違って
『SPY』は作品名どおり敵国に潜入し諜報活動をし、本国に伝えることが目的となっています

とてもよくできた物語で、緊張感と共にハラハラしながら進みます
同じ諜報活動を行っていた仲間が、捕まり処刑されたりとシビアに作られています。
戦争は様々な犠牲の上にあるのだなと認識できる作品です。
ただ、主人公が無傷で全て丸く収まるのではなく、『犠牲』と『代償』が存在するところがいいと思いました

物語については、ある意味フリーに近いかもしれません。
それは、目的は決まってますが、自分がちゃんと行動、また行動の仕方で、結末や行ける場所、得れる情報が変わってきます。
なので全ての結末を見たわけではありませんが、自分の行動が先を左右するところが多々あります

SPYのストーリーはスパイ活動の重要性と、責任などを上手く描写したとても完成度の高い作品だと思いました

オープニング
シオン・クラート
キャラクター

このSPYはキャラクターがいいんです!!
設定もものすごくいいんですがそれに負けず劣らず!
このキャラクターがしっかりつくられているから、こんなに作品が映えるのだなと納得させられました

今までの親しみ易さとか、そういうなんとゆうか親近感が沸くような登場人物というより
もっと大人な、社会人っぽい登場人物たちでした

身にまとう誇りやら、使命感、緊張感がとても強く伝わる登場人物たちです。
新聞記者や、貴族達、軍人、商人、国の要人達などなど、まるで映画を見ているような
とても、完成度の高い人物達ばかりでした。

個人的にはジアナが考えは大人なんですが、仕草がコミカルでとても好きでした(笑)

記者の同僚
パウェル将軍
演出

とても、一つ一つの仕草が動きつきでつくられている丁寧な作品です!

まずBGMからですが、軍事系のときは重い感じの曲など、とても雰囲気を読んだチョイスだと思いました

そして、何よりなのが!記事を書くときや、戦闘での一連の動きです!

特に戦闘シーンでのあの動きはとても戦闘を盛り上げてくれます!
斬撃や防御など、敵味方とてもよくつくられています♪

記事を書くとこ
戦闘シーン
システム

SPYは様々なシステムとステータスがあります
SPYに必要な知識や能力、また、自分の行動で引き起こすことなど、とても多くの要素で作り込まれています!

例を挙げると、外国語や、戦闘能力、柔軟性、忠誠心、政治、軍事などなどのステータスがあります。
簡単にゆうととても多いんです(笑)
ただ!!全て多いだけではなく、この作品の驚くところは、それらがしっかりと機能していることです
ホントすごいと思います。あと目で見えない隠しステータスもありそれらも重要な役割を秘めています

ちなみにーそれのお陰で一度僕は処刑されました(笑)
一周目はされなかったのに、二週目はいろいろなところに手を出しすぎたのが敗因ですかね^^;

あと上でステータスについて触れましたが、これらを上げる術もまた日常から上昇したりホントよく作り込まれています♪

次は、記事についてですが、諜報が目的ですが、表向きの職業の新聞記者のシステムもとてもよくできています
記事のネタを得るために聞き込みをし、またその記事を書くために知識を文献や、聞き込みで得て、文章の完成度を上げれます

記事などは結構コレクター要素が強いので諜報作業もやりますが
僕は結構この記事の方にもかなーり力を入れました(笑)だって楽しいんですもん(笑)^^

あとは戦闘ですが、戦闘でも戦局によって様々な心理状態(ステータス)、技の相性、攻撃、防御の補正値などなど
戦闘するにあたっての心理的な要因を取り入れた、緊迫したものの戦いなのだなと思わされるシステムでした。

本当に様々なよく作り込まれたシステムが多く感嘆しました!!

文章作成
ステータス
設定演出

戦争ものということで設定がとてもよくできています
これほど地盤というか、世界観を設定しているのはなかなかお目にかかれません!!

まず国ですが、敵と味方の国だけでなく、周りを取り巻く国、また侵略された国などがあります
また、その国の重要な人物や、高官などもおり、それらが緊張感などの舞台を盛り上げてくれます

他には、貴族や、軍人、商人、レジスタンス、旅人、一般人などなど、多くの人々の話があり
それらがうまく噛み合っていると思います♪あと本などの文献などもよく作り込まれています♪

これらの地盤ともいう基礎部分がとても完成度の高い作品で
結果映画のような重厚な作品ができるのだなと思わされる設定でした!

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